GIGAスクール構想で配備された学習者用端末の管理・運用に、利便性の良い仕組みとして好評を得ているのが管理ツール「CLOMO MDM」だ。アイキューブドシステムズは「CLOMO MDM」を導入した学校の事例をまとめてWebで公開している。
■「CLOMO MDM」で生徒のタブレット・PCを一括管理
「CLOMO MDM」は1つの管理画面で生徒のタブレットやPCを一括で管理できる管理ツール。利用状況の確認や機能の設定もすべてリモートで行える。「CLOMO MDM」を利用するのに特別な知識や複雑な操作は不要。シンプルな操作性で日々の運用も負担にならない。
<事例紹介>
▼福島市教育委員会
福島市教育委員会(小学校48校・中学校21校・特別支援学校1校)は、2021年2月、全市立学校に児童生徒用端末としてiPad1万9924台を配備。端末管理のために「CLOMO MDM」を導入。学校の通常授業においてオンラインで調べたり共有したり協働したりするとともに、自宅でも課題等でiPadを活用する「福島型オンライン授業」を可能とする、学校で運用しやすい仕組みが整った。
▼鳥取県教育委員会
鳥取県教育委員会は特別支援学校8校で542台のiPadをMDMで管理していたが、教職員の要望で「CLOMO MDM」に入れ替えた。MDMは業務改善に役立っている一方、操作が難しく時間がかかるという教職員からの声を受けて「CLOMO MDM」に入れ替え。「CLOMO MDM」は、1画面ですべての作業が可能でわかりやすく、作業の効率化につながった。
▼善通寺市教育委員会
香川県の善通寺市教育委員会では、GIGAスクール構想により小学校8校・中学校2校でiPad2331台を導入。2017年度に端末の一元管理のためにMDMの導入を検討。わかりやすさと価格を重視して「CLOMO MDM」を選択して西中学校で試験運用を開始した。現在、現場の使いやすさや定着を最優先にした結果、すべてのiPadを「CLOMO MDM」で管理している。