ベネッセコーポレーションは、2022年度から高等学校でスタートする新課程教科「情報Ⅰ」に対応する学校向け学習支援教材シリーズとして「Pスタディ」と「Pプラス ベーシックタイプ」を 2022 年3月 1 日(火)より申し込み受け付けを開始する。
■情報Ⅰで学ぶ4つの領域を理解する「Pスタディ」
3月1日から発売される「Pスタディ」は生徒が「情報Ⅰ」で学ぶ 4つの領域の内容について深く理解し活用できるようにするデジタル教材。そして、「Pプラス ベーシック」は「情報Ⅰ」の学習成果の確認をするためのアセスメントテストとなる。
■基本知識の習得から学習成果の測定までオンラインで行える
「Pスタディ」と「P プラス ベーシックタイプ」を併せて活用することで、プログラミングや情報デザインなど、基本知識の習得から実習・定着を含んだ学習から、CBT 型テストを活かした実践力や思考力を問う問題による学習成果の測定まで、一貫してすべてブラウザベースのオンラインで行える。
■中学卒業レベルを測定する「Pプラス コアタイプ」も同日販売
今回同時に、中学技術家庭科/中学卒業レベルの力を測定する「Pプラスデジタル・情報活用力テスト コア」も発売される。入学時点の力を測定し、中高接続の際の生徒の状況把握に使用できる。
■学校向け無料お試し版に400校以上の申し込み
今回の発売に合わせて各教材の内容への理解を深めるため、2022年3月18日(金)まで「P スタディ」「P プラス」とも、学校向け無料お試し版を用意。お試し版の申し込みは、6月末から開始したが、約4か月間で 400 校以上の申し込みがあった。
<Pスタディの特徴>
Pスタディは2022 年度の高校の新学習指導要領スタートに合わせて活用できる「情報 I」に対応した学習教材とテストとなる。
Pスタディは「情報Ⅰ」で学ぶ4つの領域「情報社会の問題解決」「コミュニケーションと情報デザイン」「コンピュータとプログラミング」「情報通信ネットワークとデータの活用」をカバーする教材内容。
単元の特性に合わせて、プログラミングなど実際に手を動かして試行錯誤することが可能な「体験型教材」、知識の習得や、複雑な仕組みを系統立てて理解するための「解説型教材」の 2 種類の教材を用意。学習単元に合わせて動画、ワーク用素材、確認問題などがあり、学校環境に合わせて活用できる。
【特徴①】教科における重要なポイントをまとめた動画教材。動画ならではの
「わかりやすさ」「納得感」を重視
・難しい概念をわかりやすく、かみ砕いて説明
・ネットワークなど、実物を見ることができないものもビジュアル化
・研究や企業で実際に使われている事例も紹介
【特徴②】環境設定不要でブラウザだけで実施できるプログラミングやデータベース
の学習教材も導入。プログラミング的思考や社会とのつながりの理解を重視
・ブラウザのみでコードの記述、実行が完結して手軽
・コードが完成するまで、考えることや必要なルールを会話形式でかみ砕いて説明
・社会で活用されている事例とともにプログラミングをハンズオンで理解する設計
【特徴③】「Pプラス デジタル・情報活用力テスト」や大学入試を見据えた問題演習
も可能。学んだ内容を確認できる確認問題もあり生徒の「できた」という感覚を重視
・「Pプラス ベーシック」(別売り・セット購入可)に対応した復習が可能
・2024 年度から始まる予定の大学入学共通テスト「情報」の対応も想定
・知識や技能だけでなく思考力・判断力・表現力を問う問題も含む
<Pプラスの特徴>
デジタル・情報活用力の定着度を測定するアセスメントテスト
【特徴①】新学習指導要領を踏まえた出題
学習の取り組みの定着度を測定し、その結果から年間の学習の成果検証に活用できる。
【特徴②】問題解決型を含む資質・能力を育む問題
多様な出題形式を通して探究活動や教科学習を支える問題解決に必要な情報活用力
を育む。
【特徴③】完全CBT型テストで実施が手軽
申し込み期間ならば、自由に実施日を設定、変更ができ、結果は即時にわかる。