岡山大学大学院教育学研究科は、岡山県備前市と「教育のまちづくりに関する連携と協力に関する協定」を11月10日(水)日に締結した。
■教育のまちづくりの推進に向けて
今回の協定は、岡山県備前市における教育のまちづくりの推進に向けて、双方の緊密な連携と協力により、教育分野における人的・知的資源及び研究成果等の交流・活用を図ることが目的となる。
■地域社会の未来を担う人材を育成
備前市の教育振興及び人材育成に資すること、さらには岡山大学の学術研究の発展及び研究成果の社会活用推進に貢献すること、ひいては広く地域社会の未来を担う人材育成に寄与することを目的に連携が図られる。
■調印式で協定書に署名
11月10日に備前市役所で行われた調印式では、岡山大学院教育学研究科の三村由香里研究科長と備前市の村武司市長が協定書に署名。双方から本協定に寄せる期待などについてあいさつが行われた。
■新型eラーニング「マイクロステップ・スタディ」の提供準備を推進
協定に先駆けて、備前市の小学校4〜6年生に向けて、岡山大学の実践データサイエンスセンターで開発中の新型eラーニング「マイクロステップ・スタディ」の提供準備を進めている。これにより大学が自治体や学校現場に教育支援をサービスとして提供するモデルケースの作成や、次世代の教育やまちづくりのノウハウなどを蓄積する。
<マイクロステップ・スタディとは>
岡山大学の寺澤孝文教授が独自開発し、さまざまな教育現場で使用されている記憶に特化したe-Learning。現在、全国で約1万名が学習に取り組んでいる。岡山大学と提携して、マイクロステップ・スタディを一緒に育てる学校・自治体・企業等を募集する。