立命館大学は食をテーマにしたオンラインワークショップ「GAstroEdu(ガストロエデュ)」を展開している。これまで開催してきたワークショップのレポート動画をYouTubeで公開している。
■新型コロナで教育が制限される中、新たな形の学びが生まれる
立命館大学では、新型コロナウイルスによりリアルな場での教育が制限される中、オンラインツールを活用してワークショップを開催するなど、物理的な距離の壁を超える、新たな形の学びが生まれている。
■食をテーマに持続可能性を考える
GAstroEdu（ガストロエデュ）は、食をテーマにしてマーケティング学や味覚学、心理学、文化人類学、歴史学といった多様な視点から物事の本質を見極める力を育むプロジェクト。2020年から食に関連するさまざまなプログラムを提供している。
＜Tomato Adventure トマトで世界を救えるか＞ 2020年8月開催
日本の小学生がトマトを通して食品ロスの解決を目指す。小学生がトマトを使ったピザを作りながら、オリジナルのピザのトッピングをイタリアに提案する。
＜Lemon Adventure 柑橘類の生物多様性＞2021年1月開催
立命館中学校の生徒がオンラインで柑橘類の多様性から生物多様性を学ぶプログラム。フィレンツェやバレンシアとオンラインでつないでレモンの歴史などを学ぶ3日間のワークショップ。
＜食べられるものと食べられないものって、どうやって決めるの？＞2021年6月開催
イタリアとオンラインでつないでチーズについて学習する。気持ち悪いと思っていた虫を食べる文化があると知り、食の概念を打ち破るワークショップとなった。
＜Coffee Adventure コーヒーから学ぶ持続可能性・地元生産者運動＞2021年9月開催
コーヒーを栽培している人から売っている人まで様々な人から話を聞く、世界をかけめぐる大学生対象のワークショップ。
