スペクトラム・テクノロジーは、AI人材の中でもデータサイエンティストの育成が急務とされる中、Kaggleのプラットフォームを使った方法を提案する。
■AI人材の中でも急務とされるデータサイエンティストを育成
内閣府のAI戦略によると、AI人材育成目標として2025年までに25万人/年がAI応用力を習得することが目指される。そうした中、スペクトラム・テクノロジーはAI人材の中でもデータサイエンティスト育成が急務として、Kaggle(カゲル)のプラットフォームを使った方法を提案する。
■データ分析家がKaggleで最適モデルを競い合う
Kaggle(カグル)は企業や研究者がデータを投稿し、世界中の統計家やデータ分析家がその最適モデルを競い合う、予測モデリング及び分析手法関連プラットフォーム。10万ドルなどの賞金が設定されており、世界のAI技術者が課題解決を提案する。
■Kaggleの日本語のマニュアルを無償で提供
またPython、MLの基礎学習、他の人のプログラムも参照可能。今回、その使用方法を最新版(2021年11月)として日本語のマニュアルで無償提供を開始する。
<特徴>
①日本語マニュアルで安心
設定方法からNotebook作成方法、事例まで日本語で解説され、安心して利用できる。
②事例を提供
Mnist、タイタニックのデータを使ったCNN,linearモデル事例が提供され、基礎を学習することができる。
③企業側の出展も解説
コンペに出展するための企業側の作成方法なども解説している。
④無償で提供
AI技術者の育成のために、マニュアルを無償で提供する。
<提供プログラム>
①Code作成方法
Jupyter notebookに類似したnotebookの作成方法などを詳しく解説。data追加、公開方法なども説明。
②コンペ作成、利用方法
企業から提供されたコンペの課題への取り組み方法を解説。また、企業側の課題設定方法についても解説している。
③学習コース紹介
Python、MLなどの基礎を学習できるコースと利用方法について紹介している。