お茶の水女子大学 サイエンス&エデュケーションセンター(SEC)は「サイエンスアゴラ2021」(主催:科学技術振興機構)において、参加型ワークショップ「どんなときでも理科をあきらめない!災害時に途切れない教育セーフティネットワークとは?」を11月6日(土)にオンラインで開催する。
■「減災どこでも理科実験パッケージ」を開発
自然災害やコロナ禍により小中学校の理科は、授業時間や場所・教材の不足、感染防止対策など、実験観察がままならない状況となっている。お茶の水女子大学では2016年度より小学校3年から中学校3年までの理科実験を網羅し、理科室など特別な設備・器材がなくても実験ができる「減災どこでも理科実験パッケージ」を、被災地を含めて全国の連携地域の教員らと開発してきた。
■災害時にいかにして普段通りの理科授業・実験観察を行うか
本企画ではプロジェクトで開発・検証してきた理科教材を取り上げつつ、ウィズコロナ時代、さらに今後起こりうる災害に対して普段通りの理科授業・実験観察をいかにして行うのか?未来の教育セーフティネットワークを学校教育に関わる参加者と構想する。
<参加型ワークショップ概要>
開催日時:2021年11月6日 13:00~15:00
開催形態:オンライン(Zoom)
参加費:無料
参加方法:以下のWebの「事前登録」から申し込む
<登壇者プロフィール>
千葉 和義(プロジェクト統括)
お茶の水女子大学サイエンス&エデュケーションセンター センター長
(基幹研究院【自然科学系】教授)
貞光 千春(グループファシリテータ)
お茶の水女子大学サイエンス&エデュケーションセンター 特任准教授
大﨑 章弘(メインファシリテータ)
お茶の水女子大学サイエンス&エデュケーションセンター 特任講師
竹下 陽子(グループファシリテータ)
お茶の水女子大学サイエンス&エデュケーションセンター 特任講師
里 浩彰(グループファシリテータ)
お茶の水女子大学サイエンス&エデュケーションセンター 特任講師
榎戸 三智子(グループファシリテータ)
お茶の水女子大学サイエンス&エデュケーションセンター 非常勤講師
本プロジェクトで連携してきた被災地含む地域の学校教員
<プログラム>
13:00 はじめに~減災どこでも理科実験パッケージとは?~
13:15 事例報告~被災して気がついた理科教育の困りごと~
13:35 グループディスカッション~教育セーフティネットワークとは?~
※参加者を最大4つのブレイクアウトルームに振り分けて行われる。
※グループディスカッションのテーマは「災害で途切れない学校での理科教育のために日頃から何に備えたらよいのか?」を予定。
14:00 総合討論
※各グループの意見を出し合い、全員で今後のセーフティネットワークを考える。
14:20 まとめ
14:30 【非公開】交流時間(30分)
<サイエンスアゴラ2021 開催概要>
【開催日程】
プレアゴラ:10 月10 日(日)・11 日(月)
サイエンスアゴラ:11月3日(水・祝)~ 7 日(日)
【主催】
国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)
【協賛】
旭化成、エルゼビア・ジャパン、学研プラス、日本電気、日本電信電話、Wiley
【特別協力】
スイス大使館
【協力】
フジテレビジョン、京都工芸繊維大学 KYOTO Design Lab、BASE Q
【後援】
内閣府、外務省、文部科学省、経済産業省、日本学術会議、日本経済団体連合会、
国立大学協会、日本私立大学団体連合会、理化学研究所、産業技術総合研究所、
2025年日本国際博覧会協会
【グローバルパートナー】
アメリカ科学振興協会(AAAS)、中国科学技術協会(CAST)、南アフリカ共和国
科学技術・イノベーション省(DSI)、ユーロサイエンス(EuroScience)、
韓国科学創意財団(KOFAC)