相模原市教育委員会は大日本印刷、ネットワンシステムズ、Sky、光村図書出版、放送大学(中川一史教授)と共同で、デジタル教科書を中心とした国語の学習活動で得られた学習履歴データを活用し、児童生徒が主体的に学習に取り組む態度の育成につながる学習方法を研究する。
■デジタル教科書やテストで取得される学習履歴データを分析
今回の共同研究は「GIGAスクール等オンライン学習環境の活用」に関する事業の一環として実施。デジタル教科書およびテストで取得される学習履歴データを統合的に分析。教員の授業・指導・評価の改善および児童生徒の主体的な学びの育成に活用する。
■デジタル教科書を活用し、子供の学習能力の成長を探る
国語のデジタル教科書を活用し、新たな国語科の授業に取り組み、子供の学習能力の成長を探る。そして、デジタル教科書を中心とした国語の学習活動で得られた学習履歴データを活用。具体的な成長の成果をエビデンスとして「見える化」する共同研究を実施する。
<共同研究の目的及び概要>
目的:教員の授業・指導・評価の改善及び、児童・生徒が主体的に学習に取り組む
態度の育成
概要:相模原市の「GIGAスクール等オンライン学習環境活用事業」の一環として、
デジタル教科書を中心とした国語の学習活動の履歴データを活用した学習方法の
共同研究
<相模原市教育委員会 教育局学校教育部教育センター主任 守屋和俊氏コメント>
「相模原市では、GIGAスクール構想によって整備したICT環境を最大限活用する方法を模索しながら、児童生徒の『次世代に活躍できる力』を育む教育を目指し取り組んでいる。今後、本研究を通じて学習履歴データの効果的な活用方法を見出し、教員の授業・指導・評価の改善や、児童生徒の主体的に学習に取り組む態度の育成などにつなげていくことで、一層魅力ある充実した教育を実現していきたい」