授業支援クラウド「スクールタクト」を、教育現場においてより安心・安全に導入、利活用できる製品にするための研究開発を推進することを決定。その第1弾として、10月28日(木)から授業課題へのコメント機能の有効/無効を任意のタイミングで選択できるように変更した。
■安心・安全な「スクールタクト」の活用を重視
授業支援クラウド「スクールタクト」は、全国で1500以上の導入校を数え、累計ユーザーアカウントも100万以上となっている。コードタクトは、学校は児童生徒が安心して失敗ができる学びの場と考え「スクールタクト」を開発。この考え方に則り、これまで以上に教育現場での安心・安全な「スクールタクト」の活用を重視した研究開発の推進を決定した。
■コメント機能が任意のタイミングで有効/無効の選択が可能
改善の第1弾として、「児童生徒間のコメントのやりとりが不適切な場面を指導するのが難しい」という声に応えて機能変更を実施。利用者同士の学び合いを重視する協働学習的観点から、個別には有効/無効の選択ができない設計となっていた授業課題へのコメント機能が、任意のタイミングで有効/無効の選択が可能となった。
<具体的な改善点>
・課題コメント機能をロックする機能を追加
・課題配布時の課題コメント設定はロック状態をデフォルトへ変更
・課題コメント削除を物理削除から論理削除へ変更
・授業チャットのロックアイコンを課題コメントのものに統一
■今後もさらなる改善を進める
今後の改善点としては、研究開発の対象として「不適切な書き込みの自動検出」、「コメントやチャットを含めた分散しているアクティビティの一元的記録と監査機能」などをリストアップし作業を進めている。
<スクールタクト>
「スクールタクト」はデータとAIを活用し主体的・対話的で深い学びを円滑に実現する授業支援クラウドとして、子供・教員両者にとって「学校の時間」をより楽しく豊かなものにするサービス。様々な分析機能や教育に対する知見が豊かなスタッフによるサポートで、子供たちの自ら学び続ける力につながる成長を促すことと、教員が子供たちに向き合える時間を増やすことに貢献している。