9月に発足したデジタル庁が早速、教育分野のデータ利活用検討に着手。具体的なプラットフォーム案なども示された。年末に掲出予定であるロードマップ取りまとめに向け、案の意見公募を募集中だ。今後、教育DXをデジタル庁が牽引して急加速していきそうだ。
■ロードマップ策定に向けて目指す姿などを整理
現在、デジタル庁ほか関係省庁では、教育データの利活用に向けたロードマップ策定に着手。それに当たり、教育データの利活用を図る上で目指すべき姿やデータ蓄積と流通の将来イメージを整理している。
■11月26日まで意見を募集
教育データを利活用するに当たり、今後留意すべき点などについて、11月26日(金)までデジタル庁アイデアボックスで意見を募集している。寄せられた意見は、ロードマップの内容や今後の施策の検討に向けて参考とされる。
<教育データ利活用についての意見を募集>
期間:2021年10月25日(月)~11月26日(金)まで
受付方法:PoliPoli Gov(β版)募集ページにて投稿
資料:教育データ利活用ロードマップの検討状況について(PDF)
【設問】
設問1:教育データを利活用する上で留意すべき点はなんだと思いますか
対象者:テーマに関心のある人
募集ページ:以下のWebサイトから投稿
※上記資料のスライド「教育データ利活用の目指すべき姿(as isとto be)」(6~7ページ)や、「教育データの蓄積と流通の将来イメージ」(13~18ページ)をはじめ、改善すべき点や実現の際に留意すべき点を中心に意見を求める。
設問2:教育データの蓄積・流通のアーキテクチャ構築に当たって必要なことはなんだと思いますか
対象者:主に教育またはデータ分野に専門的な知見のある人
募集ページ:以下のWebサイトから投稿
※上記資料のスライド「教育データの蓄積と流通の将来イメージ(アーキテクチャ及びアーキテクチャから見た全体像」(8~10ページ)及び「データの蓄積及び流通に必要な要素」(11~12ページ)について、改善すべき点や実現の際に留意すべき点について意見を求める。その他、ロードマップの他の箇所についても意見を求めている。
※参考
GIGAスクール構想など教育のデジタル化に当たっての課題については、2021年7月に
教育関係者へのアンケートを実施。9月にそれを受けた取りまとめを関係省庁とともに
行った。