学校法人北豊島学園 北豊島高等学校は、2020年度に24人の生徒が海外大学を受験。その結果、世界大学ランキング上位大学を含むイギリス・アメリカ・タイの大学76校から合格オファーを受けた。
■少人数ワークショップやプレゼンテーションを体験
海外大学の受験は、北豊島高等学校国際英語コースを中心とする生徒の英語力を測る取組として実施。国際英語コースでは、外国人教師と日本人教師の2名が担任し、基本のホーム・ルームは英語で行われる。日常的な会話能力を育成する他、日本人が苦手とされる少人数ワークショップやプレゼンテーションを恒常的に学習できる環境を整えている。
■プロジェクト型学習で成果発表を行う
10月からは、学年の枠を外した国際英語コース1~2年の混合グループを設ける。大テーマから各グループでのテーマを設定し、グループワークや協働作業を通した探究活動を行い、最終的に成果発表までを行う「プロジェクト型学習」の活動がスタートする。
■海外の大学から評価された英語力
2020年度において北豊島高等学校から実際に海外大学へ進学した生徒は数名になるが、合格オファーを受けた国際英語コースを中心とする卒業生は、海外大学での英語による授業を不自由なく受講できているとの評価を受けた。日本の大学へ進学した生徒も、語学力を含めた多様な側面を磨いていけるよう学習環境をより一層深めていく。