麗澤中学・高等学校の中学3年生は、イギリス研修が中止になったことを受け、特別プログラムとしてドローンを使った「科学と未来学習講座」を10月28日(木)に実施する。
■ドローンでイギリスの映像を見ることがきっかけに
本来ならば、中学3年生はこの時期に2月に行うイギリス研修の事前学習を行う予定だった。しかし、コロナ禍の影響を受け、イギリス研修は中止となり、せめてイギリスの遺跡映像などを見て学習しようと、ワールドスキャンプロジェクトにドローン映像を活用したプログラムの依頼をしたことをきっかけに、特別プログラムが実現した。
■ドローンで撮影する技術を身に付ける
映像を見るだけでなく、ドローンで撮影する技術も身につけるプログラムに発展させることで、実践を伴う学びとなり、より主体的に生徒たちが学ぶ機会を提供できると考えた。今回のプログラムで生徒に学んでほしいことは次の4点となる。
①ドローンで撮影されたリアルな映像に触れ、世界を広げる。
②ドローンの仕組みを学び、操縦技術を身につける。
③世界の中でドローンがどのように活用されているかを学ぶ。
④ドローンの活用場面を想像し、提案を行う。
<中学3学年 部長 秋元誠道教諭 コメント>
イギリスに行けない分、生徒たちにはワクワクするようなプログラムを提供したかった。ただドローンで撮られた映像を受け身で見るだけでなく、生徒が自らの手でドローンを操縦し、大きな可能性を持った分野に飛び込むチャンスにしてほしい。
<ドローンを使った科学と未来学習講座 概要>
開催日時:2021年10月28日(木) 9:00~15:40
対象:中学3年生(144人)
場所:麗澤中学校舎内