文化庁は「今求められるコミュニケーション」をテーマに、令和3年度「国語問題研究協議会」を11月24日(水)にオンラインで開催する。
■国語をめぐる諸問題の改善に向けて協議
文化庁は、わが国の国語をめぐる諸問題を取り上げ、改善の方法等について研究協議し、国語に対する関心を高めるとともに国語施策に資することを趣旨として、国語問題研究協議会を毎年度、開催している。今年は新型コロナウイルス感染拡大防止のためオンラインで開催する。
■言葉とコミュニケーションについて考える
SNSでの炎上など、コミュニケーションに関わる問題が、子供にも大人にも身近に、かつ切実になった今、言葉とコミュニケーションについて考える。『伝え方が9割』の著者である佐々木圭一氏の基調講演や、有識者によるシンポジウム、山梨県・広島県での取組報告などが行われる。
<令和3年度 国語問題研究協議会 概要>
日時:2021年11月24日(水) 13:00~17:00
開催形態:オンライン
主催:文化庁、山梨県教育委員会、広島県教育委員会
申込締切:2021年11月17日(水)まで
参加申込:以下のWebから参加を申し込む
<プログラム>
13:00~13:05 開会挨拶
13:05~13:20 会の説明
13:20~14:00 取組報告①
国語科の授業改善Project-「広島県の15歳の生徒に身に付けておいてもらい
たい力」を育む-
広島県教育委員会 義務教育指導課
14:00~14:40 取組報告②
「打ち言葉」に関する授業実践
山梨県立山梨高等学校 国語科
14:40~14:55 取組報告まとめ
14:55~15:25 基調講演
「誰でも学べるコミュニケーションの技術」
佐々木圭一氏(コピーライター、作詞家、上智大学非常勤講師、『伝え方が9割』著者)
15:25~15:30 休憩時間
15:30~16:55 シンポジウム
佐々木圭一氏(コピーライター、作詞家、上智大学非常勤講師、『伝え方が9割』著者)
川瀬眞由美氏(株式会社テレビ朝日アスク取締役、元テレビ朝日アナウンサー)
滝浦真人氏(放送大学教授)
善本久子氏(鎌倉女子大学教授、前東京都立白鷗高等学校・附属中学校統括校長)
16:55~17:00 閉会挨拶