教員養成学部での様々な授業形態における実物投影機活用事例集「ACCADEMICA(アカデミカ)」が、教員養成課程の教員や学生、教育現場の教員に向けて、10月22日(金)より無料で配布を行っている。
■実物投影機を活用したオンライン授業などをまとめた事例集
「ACCADEMICA(アカデミカ)」は、信州大学教育学部附属次世代型学び研究開発センターとエルモカンパニーが協力して作成。実物投影機を活用したオンライン授業、ハイブリッド授業(ハイフレックス授業)における活用法、対面授業における学生の活用をまとめた実物投影機活用事例集となっている。
■教員養成段階でのICT活用指導力育成に期待
教員養成でのICT活用教育において先進的な取組を続けている信州大学教育学部と実物投影機を通してICT活用教育の推進に寄与してきたエルモカンパニーが連携。これにより学生らの ICT 活用指導力をより高め、優れた次世代の教員を輩出するとともに、教員研修のみならず、教員養成段階でのICT活用指導力育成への関心を高めることが期待される。
■信州大学教育学部の代表的な実践を掲載
今回の事例集では、信州大学教育学部において展開されている実物投影機を活用した代表的な実践をピックアップして紹介。教員養成課程の様々な科目において、資料を映す以外にも実験の様子や動きのある作業を映す活用、また学生が考え行う模擬授業での活用等、教員養成課程だからこその指導法を交えた内容となっている。
■実際の授業をイメージした内容
実物投影機を使ったことがない教員にもわかりやすいよう、「具体的な実物投影機の設置の方法」や「実物投影機の効果的な活用法」などを、実際の授業をイメージしながら学ぶことができる内容で構成されている。
■授業を行う際の工夫天や大変だったポイントも紹介
具体的にどのような場面でどのような活用ができるのかをイメージしやすいよう、実際に活用した科目も併せて紹介。実際に授業を行った教員の工夫点や大変だったポイント、感想なども記載され、次の授業のヒントにつながる内容となっている。
<ACCADEMICA(アカデミカ)概要>
【目次】
〇巻頭言
「教員養成学部における実物投影機の活用とICT活用指導力の育成」
信州大学教育学部・附属次世代型学び研究開発センター長 村松浩幸氏
〇教員養成学部での授業形態における実物投影機活用事例
・オンライン同期型授業での活用(教師の活用)
・対面+オンラインのハイブリッド型授業・ハイフレックス型授業での活用
(教師の活用)
・対面授業での活用(学生の活用)
〇リフレクション
信州大学学術研究院教育学系 数学教育グループ 准教授 昆万佑子氏
同・社会科学教育グループ 准教授 藤崎聖也氏
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