すららネットは、AI×アダプティブラーニング「すらら」とアダプティブドリル「すららドリル」の利用者が40万人を突破したことを報告した。
■「Open Platform for Education」を通じて「すららドリル」を提供
すららネットは「誰一人取り残すことのない、公正に個別最適化された学び」の実現を目指し、2021年8月からNECおよび日教販と提携。「Open Platform for Education」を通じた「すららドリル」の提供を開始。これにより6 自治体 368 校、約 12 万人の児童生徒の利用が始まった。
■「先端的教育用ソフトウェア導入実証事業」に採択され導入が進む
また、同月に経済産業省の「先端的教育用ソフトウェア導入実証事業」に採択され、全国 503 校の実証校に「すらら」「すららドリル」が導入された。2021年度は学校独自の検討が進んだこともあり、約16万人の児童生徒の利用が始まるなど、短期間で利用者の拡大が進んだ。
■2か月で利用者が急激に増加
2021年7月末時点での利用者数は約12万人で、2が月間で3倍以上増加。利用者増加の背景には、GIGAスクール構想による公立学校のニーズ拡大とそれに合わせた企業提携の強化などがある。その他、通信制や高等教育機関での利用も、前年比約1.5倍に増加するなど利用者の急拡大の要因となっている。
<「すらら」と「すららドリル」について>
「すらら」は、小学校から高校までの国語、算数/数学、英語、理科、社会 5教科の学習を、先生役のアニメーションキャラクターと一緒に、一人一人の理解度に合わせて進めることができるアダプティブな eラーニング教材。レクチャー機能、ドリル機能、テスト機能により、1人1人の習熟度に応じて理解→定着→活用のサイクルを繰り返し、学習内容の定着をワンストップで実現できる。
初めて学習する分野でも一人で学習を進めることができる特長を生かし、小・中・高校、高等教育機関、学習塾をはじめ、放課後等デイサービス等においても活用が広がっている。「すららドリル」は、アダプティブなドリルと自動作問・採点機能を有するテストからなり、「すらら」の姉妹版として主に公立小中学校向けに提供を開始した。