文部科学省は養護教諭制度80周年を記念し、学校保健の普及と向上に尽力し、多大の成果をあげた養護教諭として232名を被表彰者として決定した。
■養護教諭制度施行から80年を記念し
1941年に公布された国民学校令の施行により、学校看護婦が養護訓導として教育職員に位置付けられてから、今年で80年を迎える。これを記念し、学校保健の普及と向上につとめてきた養護教諭および養護教諭経験者を文部科学大臣が表彰する。
■養護教諭および養護教諭経験者232名を表彰
今回、表彰の対象となるのは、国公私立の幼稚園、幼保連携型認定こども園、小学校、中学校、義務教育学校、高等学校、中等教育学校及び特別支援学校の養護教諭(養護をつかさどる主幹教諭を含む)及び養護教諭経験者で232名が表彰される。
■多年にわたり学校保健の普及と向上につとめてきた養護教諭に与えられる
概ね30年以上、教員として経験(教育委員会の職員としての経験を含む)を有する者であり、かつ、学校保健の普及と向上に顕著な功績があると認められた人に対して、賞状が授与される。
■各都道府県教育委員会等の推薦団体を通じて伝達
なお、新型コロナウイルス感染症の影響により、表彰式は行われず、各都道府県教育委員会等の推薦団体を通じて被表彰者に伝達される。