日本文教出版は東京藝術大学の布山タルト教授と共同で、手軽にコマ撮りアニメーションを制作できるウェブアプリ「KOMA KOMA×日文」を開発。ベータ版を7月30日(金)にリリースし、正式版を10月1日(金)から無料で公開した。
■シンプルなユーザーインターフェイスで手軽にアニメを制作
KOMA KOMAは、アニメーションと教育をつなぐことをテーマに、アニメーション作家/研究者の布山タルト氏が2010年から開発を続けているコマ撮りアニメーション制作アプリ。一番の特徴は素朴でシンプルなユーザーインターフェイス。簡単なボタン操作で、子供たちもすぐにアニメーション制作を楽しむことができる。
■インストール不要でブラウザ上で操作
アプリは、GIGAスクール端末として導入されているChromebook、Windows、iPadに対応。端末にインストールする必要がなく、ブラウザ上で操作する。シンプルなインターフェイスで、撮影、再生、画像の削除、アニメーションの書き出しなどを簡単に行える。
<その他の特徴>
・一つ前に撮影した写真が透けて残る機能(オニオンスキン)
・作品冒頭にタイトル画面を入れる機能
・パラパラマンガPDFを書き出す機能
■児童作品のギャラリーや実践事例をWebで公開
今後、日本文教出版のWebサイトで児童作品ギャラリーの充実や実践事例の公開などを進める予定。
<動作環境>
対応端末×ブラウザ:
・WindowsPC×Edge
・WindowsPC×Chrome
・Chromebook×Chrome
・iPad×Safari
メモリ:4GB以上