コロナ禍において子供のYouTubeの視聴時間が増えていることが、学校と保護者を結ぶ連絡網サービス「マチコミ」の利用者、約1万3千人を対象に実施したアンケート調査から明らかになった。
■1日のYouTubeの視聴時間は「1時間~2時間」が最多
子供の1日のYouTubeの視聴時間を、保護者に質問したところ「1時間〜2時間」という回答が31%で最多となった。次いで「1時間未満」が28%、「2時間〜3時間」が18%、「3時間〜4時間」が11%という結果となった。
■コロナ禍で半数の家庭が子供のYouTube視聴時間が増えていると回答
コロナ禍において自宅で過ごす時間が増えている中、「子供のYouTubeの視聴時間は変わったか?」という質問では、2人に1人の保護者が「増えた」と回答。子供のYouTube視聴時間が増えていることが見て取れる。
■一番好きな動画のジャンルは「ゲーム実況」
「子供の好きな動画のジャンルは」という質問では、1番多かった回答は「ゲーム実況」(23.1%)となった。次いで「漫画/アニメ」(16.9%)、「音楽」(15.8%)と続く。
■テレビよりもYouTubeを長く見る傾向に
「子供はテレビ番組とYouTube動画、どちらをより長く視聴しているか?」を聞いたところ、「YouTube」が58%で、テレビよりもYouTubeを見ているという結果になった。「テレビ番組」を長く見ているのは28%、「同じくらい」は13%となった。
■約6割の保護者は子供がYouTuberになることに反対
子供がなりたい職業ランキングの上位にランクインするYouTuberだが、「子供がYouTuberになりたいと言ったら賛成するか」という質問を保護者にしたところ、「学業に影響がなければ賛成」(28%)を含め賛成が31%だったのに対し、半数以上の58%の保護者の方が「反対」と回答している。
<調査概要>
調調査対象期間:2021年9月9日(木)~9月10日(金)
調査対象:「マチコミ」利用者(未就学児から大学生までの子供がいる保護者)
有効回答者数:12,870人
調査実施会社:ドリームエリア株式会社