プログラミング総合研究所は、高等学校で「情報Ⅰ」が必修化されることを背景に、中高生のプログラミング学習における、より高レベルなニーズに応えるべく、2022年度から、プログラミング能力検定「テキスト言語版」を実施する。
■全6段階で能力を測定
プログラミング能力検定テキスト言語版は、レベル1~6の全6段階で能力を測ることが可能。2022年2月検定より一部のレベル、同年6月検定以降は6レベルすべてを受検できる。採用言語は、JavaScriptから開始し、順次Pythonなど他言語にも対応する。
■より高レベルなプログラミング能力の測定が可能
プログラミング能力検定テキスト言語版では、ビジュアル言語版と比べ、より高レベルなプログラミング能力の測定が可能。ビジュアル言語版の主な対象者が小学生を中心とした低年齢層であったのに対して、テキスト言語版では、中高生も含めた幅広い層の方の受検を想定している。
<プログラミング能力検定について>
「プログラミング能力検定」は、小学生から高校生、高専生までプログラミングを学ぶ子供たちの学習の指標となるべく開発した検定。小学校・中学校での「プログラミング教育」の必修化や、2022 年度の高校における「情報Ⅰ」導入、2024 年度の大学入学共通テストで試験教科となるとされている「情報」への対応など、各教育機関がプログラミング教育を推進する中で、その目標設定や評価のためのわかりやすい尺度を示すことを目指す。