東大阪市と日本学生esports協会/Gameicは、ひきこもり相談におけるeスポーツを通じたコミュニケーション支援に取り組むことを目的として9月22日に連携協定を締結した。
■ひきこもり支援に向けて多くの課題
東大阪市では2020年10月から「ひきこもり相談窓口」を一元化し、年齢を問わずひきこもり支援にあたっている。しかし、ひきこもり当事者へのアプローチの難しさなどの課題を抱えていた。
■eスポーツを通してひきこもり当事者へのコミュニケーション支援
今回の連携協定に基づき、eスポーツを通じたひきこもり当事者へのコミュニケーション支援など、あらゆる社会資源を活用。当事者へのアプローチや、eスポーツを通じた社会とのつながり・居場所づくり、きっかけづくりを目的に、当事者に寄り添った丁寧な支援にあたる。
■eスポーツの正しい理解に向けて普及啓発を実施
当面の具体的な取組としては、ひきこもり支援セミナー等においてeスポーツに対する正しい理解の普及啓発を実施。コミュニケーションツールとしてのeスポーツを活用し、家族や社会がひきこもり当事者との繋がりを創出できるよう協同で取り組んでいく。
<連携事項>
①eスポーツを通じたひきこもり当事者へのコミュニケーション支援に関すること
②eスポーツに対する正しい理解に関すること
③eスポーツを活用した社会の居場所及びきっかけづくりに関すること
④eスポーツの情報提供に関すること
⑤その他eスポーツに関連したひきこもり支援に関すること