スコップが運営する小学生対象の「スコップ・スクール」のレギュラースクール・アート&デザインコースで、ピカソをテーマとした「創造力を育むプログラム」をオンラインで開催する。
■ピカソを通してアートに触れ、鑑賞し、作品をつくる
小学生の「実践的創造力」を掘り起こし育てる「スコップ・スクール」は「自ら作り出す創造性の天才」と評されるピカソをテーマに、「創造力を育むプログラム」を実施する。ピカソは子供を愛し、子供の創造力をとても大切にしていたといわれているが、このプログラムではピカソを通してアートに触れ、鑑賞し、作品をつくっていく。
■「ヨックモックミュージアム」とプログラムを共同開発
作品について感じたことを言葉にすることで、ピカソ、自分、仲間の作品の多様性に出会う。ピカソの作品を数多く所蔵する美術館「ヨックモックミュージアム」(東京都港区)の協力を得て、創造力を育むプログラムを共同開発した。
<実施概要>
プログラム名:ピカソみたいにやってみよう!ヨックモックミュージアム×スコップ
実施期間:10月3日(日)~11月25日(水) ※90分×4回
提供方法:オンライン
対象:小学生
学びの狙い:ピカソという画家の生き方や作品を知り、ピカソのように作品を作りに
取り組み、ピカソの創造力を感じる。「つくる」「鑑賞する」「発表する」ことで、自ら
の作品を見つめ、他者の作品から多様性に出会う。
<プログラム>
【第1回】ピカソみたいにお皿に絵を描いてみよう!カミザラエザラ
ピカソが作った絵皿を鑑賞し、アクリル絵の具と色鉛筆で形を少しずつ増殖させながら
デザインが出来上がっていく即興性を楽しむ。
【第2回】ピカソみたいに、一本の線だけで絵を描いてみよう!
子供の頃から手を動かしていつも何かを描いていたピカソを真似て、線だけで絵を
描くことに挑戦。その線から創造力を引き出す。
【第3回】一緒にピカソの絵を鑑賞してみよう!
対話型鑑賞を体験。絵の感じ方はみんな違うから面白い。ピカソはオイルパステルにも
とても拘っていた。オイルパステルの使い方を学びながらマチエールをつくる。
【第4回】ピカソみたいに、キュビスムde自画像!
ピカソのキュビスムってなに?鏡片手に、いろんな角度で自分を眺め、いろんな表情を
描いてみる。知らない自分が発見できるかも。
講師:ヨックモックミュージアム 学芸員教育普及担当 小幡佳奈子氏
<スコップ・スクールについて>
「スコップ・スクール」は、小学生のための次世代スクール。これからの不確実な社会を自分らしく生きていくために必要な「実践的創造力」を掘り起こし、育てていく。先生は社会の一線で活躍する様々な分野のプロフェッショナル分野と教育分野のプロフェッショナル。社会を動かすクリエーティブの知見と、世界の様々な教育理論を基に独自に設計したメソッドに沿って、学びと成長を実現する。
2021年は、少人数制のオンラインクラスでのレギュラースクールを実施。「実践的創造力」を育てる3コース(ソーシャル・クリエーティブコース/アート&デザインコース/プログラミング&クリエーティブコース)で展開をしている。詳しくはWEBサイトで確認。