横浜市立山内小学校では学校長や副校長、PTA役員、そして児童との企画で、いじめ防止を啓発するLINEスタンプを作成。178枚の「みんなのあったかことばラインスタンプ」を作成し、9月1日(水)より販売を開始。売上はすべて教育基金に寄付される。
■児童が描いた178枚の絵がLINEスタンプに
2021年度は「いじめ防止」をテーマに1年生から6年生の児童が描いた178枚の絵と「あたたかな言葉」をもとにLINEスタンプを作成。活動を通じて、子供たちがいじめについて考え、自分たちで絵や言葉を考える機会を作り、「人に優しく、自分を大切に」といった意識をもってもらうことが目的となる。
■「いじめ自殺防止コンクール」ゆるキャラ部門最優秀賞受賞がきっかけに
今回の取組は長女が山内小学校に通う、イラストレーターのdokukinokoさんが、2021年1月にNPO法人再チャレンジ東京主催の「第8回いじめ自殺防止コンクール」のゆるキャラ部門で最優秀賞を受賞したのがきっかけ。
■いじめが少しでもなくなればとの思いがもとに
小中学校時代にいじめに苦しんだ経験を持つdokukinokoさん自身が学校側との協業で実現。学校内や家庭でいじめについて話すきっかけが増え、「未来のいじめが少しでもなくなれば」との思いが込められている。
■学年ごとに6セットを作成
LINEスタンプは横浜市立山内小PTAのオリジナルキャラクター「ケヤリーフ」とイラストレーターdokukinokoのコラボ企画。普段のやり取りに使えるような、友達にかけたいあたたかな言葉とイラストからなっており、学年ごとに6セットが作成された。
<みんなのあったかことば 1年生>
<みんなのあったかことば 2年生>
<みんなのあったかことば 3年生>
<みんなのあったかことば 4年生>
<みんなのあったかことば 5年生>
<みんなのあったかことば 6年生>