EDUCOMは保護者向け情報発信ツール「C4th Home ＆ School（以下H&S）」に、新学期を迎える学校での「健康観察」の実施を支援する新機能「検温報告」を追加。また、心と学びの記録・振り返り支援システム「スクールライフノート」を利用した「健康観察」の方法を提案する。
■新型コロナウイルスの感染防止に向けて求められる健康観察アプリの活用
新型コロナウイルス感染症の爆発的な感染拡大が起き、児童生徒への感染もこれまでにない規模で拡大している。それに伴い、政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会から新学期を迎える学校に対して、教職員らへのワクチン接種の推進や健康観察アプリの活用などの対策実施が求められている。
■検温報告で子供の健康状態を学校と家庭で共有
EDUCOMでは「H&S」に家庭での検温結果を学校に報告する新機能「検温報告」を追加。子供たちの健康状態を学校・家庭間で共有できるように改良を行った。また、政府分科会の提言を受け、新学期の学校生活をより安心して送れるよう「スクールライフノート」を活用した子供たちの「健康観察」の方法もあわせて提案する。
■登校時の体温測定の負担を軽減
「検温報告」により、情報収集を効率的に行うことができ、登校時の体温測定の負担を軽減することにもつながる。また、体温だけでなく学校で設定した設問で子供たちの健康状態を確認しやすくなることで、気になる子供への迅速な対応も可能となる。
■スクールライフノートの「心の天気」で健康状態を把握
「スクールライフノート」の活用例として、朝や帰りの気持ちを天気記号に例えて登録する「心の天気」を利用。毎朝の天気入力の際に、コメント機能を利用してその日の体温や発熱の有無を登録することで、子供たち一人ひとりの健康状況を把握しやすくなる。
■オンライン学習で登校していない子供の状態を確認
また、家庭からスクールライフノートへアクセスできる設定にしている自治体では、オンライン学習などで登校していない子供たちの気持ちや家での様子を登録できるので、学校が家庭での様子を把握することも可能となる。
