学校向けに提供している教職員向けの機能「スタディサプリ for TEACHERS」はMicrosoft365とのID連携を開始。これにより「スタディサプリ」へMicrosoft365でのログインが可能となる。
■高等学校を中心に導入が進む「スタディサプリ for TEACHERS」
リクルートは「スタディサプリ for TEACHERS」を通し、学習を児童生徒頼りにするのではなく、宿題配信や進捗管理、教員からの伴走・サポートなど、よりよい指導の実現を目指しサービスを提供。現在、高等学校を中心に導入が進み、2998校で導入されている。
■マイクロソフトのクラウドサービスを使用している学校においてログインが可能
今回、「スタディサプリ for TEACHERS」がMicrosoft365のアカウントとID連携が可能となったことで、マイクロソフトのクラウドサービスを使用している学校において「スタディサプリfor TEACHERS」へMicrosoft365のアカウントでのログインが可能となる。
■ID管理の手間が省け高まる利便性
「スタディサプリ for TEACHERS」は、2020年11月にGoogle が提供する Google Workspace for Educationとも連携をしており、今回のMicrosoft365との連携により、教員のID管理の手間が省け、利便性がさらに向上する。
＜日本マイクロソフト 業務執行役員 パブリックセクター事業本部 文教営業統括本部長
中井陽子氏 コメント＞
ICT活用に向けた1人1台の端末整備が進む中で、校務・教務において様々なサービスを使い分ける際のアカウント管理は課題の一つになっていた。今回の連携によりアカウント管理の負担も減り、教職員、児童生徒の利便性がさらに向上すると考える。今後も『スタディサプリ』との連携を通じて、日本中の様々な自治体・学校でのICTを活用した効果的な学びと教育変革の実現を支援していく。
＜リクルート 執行役員 山口文洋氏 コメント＞
日本の教育現場の先生方には、これからの時代に必要な自立した学習者を育てる力を持っているにもかかわらず、時間的・環境的制約によってその力を最大限に生かすことができていない現状に課題を感じていた。『スタディサプリ』というICTを活用して効率的に学習を進めることで、先生方には生徒の士気を上げたり、非認知能力を高めたりすることをコーディネートする役割に専念してもらえるよう貢献していきたいと思っている。さらに多くの学校現場での利便性向上につながればという思いから Microsoft365との連携を始める。
