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福岡県の公立小学校がICT化支援システム「れんらくアプリ」を導入~導入までの経緯や導入効果をインタビューで公開

2021年8月20日

福岡県の公立小学校でVISHのICT化支援システム「れんらくアプリ」が2021年4月から導入された。その導入までの経緯や導入効果、今後の取組についてのインタビューが導入事例として公開された。


■Eメールを利用しない保護者に情報を届けるために

スマートフォンの普及により、Eメールを利用しない世代の保護者が増えたことで、Eメールで連絡を配信しても見てもらえているのかが分からない状況が増えてきた。福岡県筑後市立羽犬塚小学校では「確実に保護者へ情報を届けたい」という想いからスマートフォンアプリへの配信システムへの切り替えを検討した。

 


■保護者との連絡手段を省力化

羽犬塚小学校では「れんらくアプリ」導入を機に、今まで行っていた保護者との連絡手段の省力化も実施。導入までの経緯や導入効果、今後の取組についてのリモートインタビュー内容を無料公開する。

 

▽筑後市立羽犬塚小学校の導入事例インタビュー

 


<インタビュー内容(一部要約紹介)>


〇「れんらくアプリ」の導入を決めた理由は次のとおり。

1.金額が明示されていた

金額だけ見ると少し高額かと思ったが、当校は児童数が多いので1人当たりで換算

すれば決して高額ではない。

 

2.欠席・遅刻・早退連絡ができる

学校が連絡を受けられる時間は限られている。そのため、いままで電話で連絡を受けて

いた欠席・遅刻・早退を、保護者が「れんらくアプリ」で学校に伝えることができる

機能に注目したことも導入理由のひとつ。

 

3.資料がわかりやすい

一番わかりやすいのが「れんらくアプリ」の資料だった。ICTに詳しくない教職員でも

内容を把握することができた。

 


〇「れんらくアプリ」の導入効果について教えてください。

1.アプリからの連絡で朝の負担が軽減。全校の欠席・遅刻・早退も把握可能に電話

回線は2回線しかなく、日によっては電話が鳴り止まなかったり、電話が通じない

ということもあった。現在では電話での連絡がほとんどなくなり、教員は授業準備など

に時間が使えるようになった。

 

2.開封確認でき、対象者別にお知らせ配信ができる

開封確認ができるようになり、どれだけ見てもらえるかがわかるようになった。対象

者別の他、教職員向けにもお知らせの配信ができるようになり、今後はPTAでの使用も

検討している。

 


<れんらくアプリの基本機能>

〇保護者からの欠席・遅刻・早退連絡

〇学校からのお便りのデジタル配信

〇アンケートの実施・自動集計

 


<れんらくアプリとは>

「れんらくアプリ」はVISHが提供する、教育機関のICT化を支援するクラウドサービスの総称。アンケート、お便り、欠席・遅刻・早退連絡のデジタル化など、便利な機能を1施設あたり月額9000円~という安価な価格で利用できる。202181日現在、1700以上の教育機関で導入されている。

 

れんらくアプリ公式サイト

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