文部科学省は、2021年度「数理・データサイエンス・AI教育プログラム(リテラシーレベル)」の認定結果について公表した。第1回では11件、第2回では67件が認定された。
■数理・データサイエンス・AIに関する基礎的な能力の向上を目指して
大学等の正規の課程で、学生の数理・データサイエンス・AIへの関心を高め、数理・データサイエンス・AIを適切に理解し、それを活用する基礎的な能力を育成することを目的として、数理・データサイエンス・AIに関する知識及び技術について体系的な教育を行うものを文部科学大臣が認定及び選定して奨励することで、数理・データサイエンス・AIに関する基礎的な能力の向上を図る機会の拡大に資することを目的とする。
■第1回では11件を認定
「数理・データサイエンス・AI教育プログラム(リテラシーレベル)」(第1回)は、2021年3月17日から5月14日までの間、大学・短期大学・高等専門学校を対象に公募。4月までに申請があったものについて、「数理・データサイエンス・AI教育プログラム認定制度審査委員会」による審査の上、11件を6月30日に認定した。
■第2回では67件を認定
「数理・データサイエンス・AI教育プログラム(リテラシーレベル)」(第2回)は、2021年5月以降に申請があったものについて、「数理・データサイエンス・AI教育プログラム認定制度審査委員会」による審査の上、67 件を認定した。これにより本制度における認定教育プログラムは78 件となった。
■先導的で独自の工夫・特色を有する11件を選定
また、認定された教育プログラムの中から、先導的で独自の工夫・特色を有するものを「数理・データサイエンス・AI教育プログラム(リテラシーレベル)プラス」として11 件を選定した。