金沢工業大学や国際高等専門学校の学生や教員で運営するサイエンス・コミュニケーション・プロジェクトは、石川県立金沢辰巳丘高等学校の生徒を対象としたデータサイエンス基礎講座を8月19日(木)に開催する。
■金沢辰巳丘高等学校の普通科2年生を対象に実施
データサイエンス基礎講座は金沢辰巳丘高等学校の普通科2年生12名を対象に13時~15時(2コマ)に開催。この講座では国際高等専門学校の藤島悟志教授が講師を務める。また、国際高等専門学校の南出章幸教授と金沢工業大学の竹俣一也教授がサポート役にあたる。
■機械学習に手作業で取り組むことで理解を深める
講座1コマ目はデータサイエンスとAI技術(機械学習)についての説明と、紙面上での機械学習演習を実施。高等学校で学ぶ数学の知識で理解できる機械学習演習に手作業で取り組むことで理解を深める。
■データセットに注目した演習を実施
講座2コマ目はPCを使った機械学習を体験する。ニューラルネットワークの動作イメージを掴む演習と画像認識体験を予定。画像認識体験ではデータサイエンスとして重要なデータセットに注目した演習を行う。データセットの質による認識精度の違いから、機械学習のより深い理解につなげる。
■金沢の中高生に実践講座を展開
サイエンス・コミュニケーション・プロジェクトでは「データサイエンスを学ぶ仲間づくり」のために、地域の中学生や高校生を対象にPCによる演習を含む実践講座を実践する。