イラスト部や漫画研究会などの文化部に所属する高校生300人を対象とした文化部交流会「すけぶ交流会」が、7月31日(土)に大阪市の天王寺区民センターで開催される。
■運動部と比べて活動実績の理解が得られない文化部
以前から文化系の部活動は、大会や交流試合などがある運動部に比べ活躍の場が少なかった。2019 年に文化庁が発表した「文化部活動の実態把握に関する調査」の結果では、文化部は活動実績の理解が得られにくいため運動部の目を気にしながら活動するなど、予算面や活動環境での待遇格差が課題として挙がっていた。
■イラスト講座や作品公開などを実施
「すけぶ交流会」を主催するライフマップは、2014年から文化部に所属する高校生同士の交流や活躍の場を設け、部活動支援に取り組んできた。「すけぶ交流会」では、イラストコンテストや部活動での成果を見せられる作品公開スペース、プロのイラストレーターによるイラスト講座など、生徒たちの部活への積極性を高める企画が行われる。
■新型コロナウイルス感染拡大の影響から300人限定で開催
「すけぶ交流会」は2014年6月に初めて開催し、今回で 21 回目を迎える。以前は最大 500人規模の交流会を開催していたが、新型コロナウイルス感染拡大の状況を鑑み、今回の交流会では人数制限を行い、300人限定での開催となる。
<すけぶ交流会 概要>
開催日:2021年7月31日(土)
開催時間:14:00~18:00
開催場所:天王寺区民センター
〒543-0073 大阪市天王寺区生玉寺町 7-5