小学校で2020年度から必修化されたプログラミング教育の支援に向けて、追手門学院大学の学生が大阪市此花区内の小学校教員を対象としたプログラミング教育の研修会を7月26日(月)に開催する。
■追手門学院大学経営学部の学生6人が研修会を実施
プログラミング教育の研修会を企画・運営を行うのは、追手門学院大学経営学部の学生6人。学生たちは追手門学院ロボット・プログラミング教育推進室の福田哲也室長の指導の下、これまで小学生向けにプログラミング授業を開催したり、小学校教員向けのワークショップなどを開催してきた。
■マイクロビットを用いたプログラミングを実践
その経験を活かし、さらに活動範囲を広げようと、今回は大阪市此花区内の小学校でICTを担当する教職員10人を対象に研修会を7月26日に開催する。研修ではマイクロビットという教育用の小型コンピューターボードを用いて「豆電球を点灯させる授業」や「小型の四輪車をプログラミングで制御する授業」を実践する。
■小学校から大学までプログラミング教育を学べる体制を構築
学校法人追手門学院では、設置する追手門学院小学校、追手門学院大手前中・高等学校、追手門学院中・高等学校において連携してプログラミング教育に取り組んでいるほか、追手門学院大学経営学部経営学科に情報システム専攻を設け、小学校から大学までプログラミング教育を学べる体制を構築している。
<プログラミング教育研修会 開催概要>
開催日時:2021年7月26日(月)14時30分~16時00分
会場:此花区役所 3階講堂(大阪府大阪市此花区春日出北1丁目8−4)
内容:
第1部 講演「プログラミング教育の必要性について」
<講師>追手門学院 ロボット・プログラミング教育推進室長 福田哲也氏
第2部 ワークショップ「豆電球のプログラミング制御」
「プログラミング的思考を高めるロボット制御」
参加者:大阪市此花区内の小学校でICTを担当する教職員