青山学院初等部は今年度よりプログラミング総合研究所が開発した「プログラミング能力検定」を導入。4年から6年までの全児童が年間2回、プログラミング能力検定を受験する。
■4年生以上は年間15コマのプログラミングの授業を実施
青山学院初等部は「コンピュータ」という教科を設け、PCや各種ソフト等の操作を学ぶ授業を実施。2021年度からは「コンピュータ」の授業として4 年生以上の児童を対象に年間15コマにおよぶプログラミング授業を実施し、本格的なプログラミング技術の習得に取り組んできた。
■モチベーション向上にプログラミング検定を受験
そうした中、児童の学習状況や理解度を可視化。学習計画の参考にするとともに、個々のモチベーション向上にも活用するため、プログラミング授業を受ける4年生から6年生までの全児童がプログラミング検定を受験する。
■プログラミングを学ぶ子供たちの学習の指標として開発
「プログラミング能力検定」は、小学生から高校生までプログラミングを学ぶ子供たちの学習の指標となるべく開発。小学校での「プログラミング教育」の必修化や、2024 年度の大学入学共通テストで試験教科となるとされている「情報」への対応など、各教育機関で推進するプログラミング教育の目標設定や評価のための指針を創ることを目的としている。
■全国 1500 以上の会場で実施
「プログラミング能力検定」は2020 年にスタートして以来、教育機関を中心に全国 1500 以上の会場で実施。公立小学校や中学校、高等学校での導入事例もあがっている。