早稲田大学教育学部はグローバルリーダーとして活躍できる人材の育成に向けて、2023年度入試から改革を実施。変化に受け身ではなく主体的に関わりながら自ら問題を解決できる人材を育成する。
■大学入学共通テスト5教科7～8科目と学科ごとの合計点で選抜する方式を新設
2023年度の一般選抜(現在の高校2年生以降)では、現行の学部独自試験3教科型の方式(文科系[A方式]、理科系[B方式])に加え、大学入学共通テスト5教科7～8科目と学科ごと(理学科のみ専修ごと)の独自試験の合計点により選抜する方式(共通テスト＋一般[C方式])を新設する。
■理学科生物学専修も理科系の募集を停止して新方式を実施
また、理学科生物学専修においては理科系(B方式)の募集を停止。その代わりに大学入学共通テスト3教科5科目と独自試験の合計点により選抜する方式(共通テスト＋一般[D方式])を新設する。
■学科・専攻・専修間、方式間の併願は不可
なお、学科・専攻・専修間、方式間での併願はできないものとし、出願時に選択する。また、一般選抜は、すべて2月19日に試験を実施する。
■これまで多くの人材を送り出してきた文科系(A方式)と理科系(B方式)
早稲田大学教育学部では、これまで学部独自試験3教科からなる文科系(A方式)、理科系(B方式)により一般選抜を実施。この方式により、特定の専門分野について深く理解している受講生を選抜。その後のカリキュラムによる学部教育の効果も併せ、様々な分野を支える卒業生を送り出してきた。
■論理的思考能力と言語運用能力を評価する入試を実施
今後は、これまでの3教科型入試で評価してきた深い専門性に加え、柔軟な思考力、豊かな教養や論理的思考能力と言語運用能力を評価する入試体制が求められる。そこで教育学部では従来の3教科型の一般選抜方式に加え、大学入学共通テストで5教科の知識・技能を評価した上で、思考力・判断力・表現力を評価する論述問題を中心とする独自の二次試験を課す新しい一般選抜方式を2023年度より導入する。
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