京都市教育委員会は、GIGAスクール構想実現に向けたICT環境整備のスケジュールを発表。GIGAスクールにより、学校の環境がどのように変わるのかを明らかにした。
■GIGAスクール構想により通信速度は現在の約10倍
GIGAスクール構想による整備端末は校内通信ネットワークの整備後、新ネットワーク切り替え完了時から校内で活用可能となる。高速大容量の通信ネットワークの整備は、LAN配線の引き直しや、無線LANアクセスポイントなど通信機器の設置を行うことで通信速度は現在の約10倍となり、ストレスなくインターネットを使用できる環境が実現する。
■小6や中3から1人1台端末を整備
1人1台のタブレット型PCについては、小学6年、中学3年、およびインターネット環境のない家庭分は2020年9月に整備。それ以外の学年の児童生徒や教職員分については2020年12月から2021年3月にかけて整備された。
■Webカメラは小型軽量タイプと高画質タイプを整備
カメラ・マイク・スピーカーの一体型Webカメラについては、Web会議で活用できる小型軽量タイプにものを各校2台ずつ2020年9月から10月にかけて整備、オンライン授業で活用できる高画質タイプのものは2020年12月から2021年3月にかけて整備された。