岐阜県大垣市ならびに大垣市教育委員会は「教職員の業務の効率化に向けたモデル事業」に関する連携協定を締結。2021年5月より、同市内の公立中学校全10校にスキャネットの「デジらく採点2普通紙対応版」を導入した。
■テストの採点業務の効率化を図る
大垣市および大垣市教育委員会は、ICTなどの先端技術の活用による教職員の働き方改革を推進。「デジらく採点2普通紙対応版」を導入することで、市内の中学校で行っているテストの採点業務の効率化を図る。
■2021年5月から本格導入が開始
前回の連携協力の締結では、2020年11月から3月まで、市内の中学校に「デジらく採点2普通紙対応版」を無償で提供するとともに、同製品の使用環境の整備や使用方法のアドバイスなどを行った。2021年5月から同製品の本格導入が開始。定期試験や小テスト、アンケートでの活用など教員の採点業務の効率化が期待される。
■高い機能性や簡易な操作性を評価
今回、大垣市で採用された理由は、スキャネットが提供する「デジらく採点2普通紙対応版」の教育機関における導入実績をはじめ、高い機能性や簡易な操作性、導入後のサポート体制やランニングコストなどが、高く評価されたことから採用が決定した。
<デジらく採点2 概要>
「デジらく採点2」はPC上でテスト解答を採点できるソフトウェア。手書き文字を自動で認識し、採点する機能がある。採点した結果は、データとして保存されるため、採点結果の分析も容易に行うことができる。
また、2019年からは従来の解答用紙の作成方法に近い形のまま、学校全体でデジタル採点が導入しやすいよう、普通紙に印刷した解答用紙の採点が可能な「デジらく採点 2 普通紙対応版」の提供を開始した。このソフトウェアを利用することで、通常採点に要する時間を3分の1に削減することができる。