世界200か国以上で約18億人が利用する人気アプリ「Kahoot!」の日本語版モバイルアプリが提供を6月15日(火)に開始した。現在、Web版も検討中。
■ゲーム感覚で楽しく学習できる
「Kahoot!」(カフート)は2013年にノルウェーで誕生したデジタル学習プラットフォーム。ゲーム感覚で楽しく学習できるコンテンツを簡単に作成・共有・プレイすることができ、すべての学習者に対して自らのポテンシャルを最大限に引き出す学びの機会を提供する。
■アジア初となる日本語版のアプリを提供
Kahoot! プラットフォームのコンテンツの大部分はユーザーによって生成。2021年6月15日には、アジア初となる日本語版のアプリを提供。日本語をはじめとする11の言語で「Kahoot!」を活用することが可能となった。
■日本国内で加速する「Kahoot!」の利用者数
GIGAスクール構想に基づき、教室での対面学習と家庭での学習の両方をサポートする学習テクノロジーの導入を推進している背景から、日本国内での「Kahoot!」の利用者数も過去12か月間で、昨年の同時期と比べて100%以上増加するなど導入が進んでいる。
<デジタル学習プラットフォーム「Kahoot!」 日本語版モバイルアプリについて>
「Kahoot!」日本語版モバイルアプリにより下記のサービスを日本語でも楽しめる。
①独自のKahoot(クイズ)を作成
「Kahoot!」では、自分だけのオリジナルクイズ=Kahootを作成できる。クイズは4択形式か〇×形式で作成することが可能。テンプレートを選び、問題文と回答を入力し、クイズのイメージとして動画や画像を設定するとオリジナルクイズ=Kahootが完成する。
②チャレンジの作成
「Kahoot!」のゲームモードを使えば、世界中のユーザーが作成したKahootで遊ぶことができる。複数人プレイヤーモードと、シングルプレイヤーモードがあり、複数人プレイヤーモードは、ビデオ会議形式で問題を一斉に提示して進行する「プレゼンテーション」と、ゲームPINとゲームリンクを共有することでそれぞれのデバイスでプレイする「チャレンジを割り当てる」という2つの方法でプレイできる。
③Kahootをライブ開催
自分が作成したKahootや、アプリ内の「発見」内に登録されている世界中のコンテンツの中から、学習したい・遊びたいコンテンツを選んで、Kahootライブを主催できる。Kahootライブは、プレゼンテーション形式とチャレンジを割り当てる形式での開催が可能。
<サービスの利用方法例>
【学生向け】
仲間たちと励まし合いながら学習を進めることができる。またフラッシュカードなどのモードを活用することで、在宅学習でも生徒のやる気を盛り上げ、自分のペースで楽しくゲーム感覚で学習を進めることができる。
【教員向け】
「Kahoot!」なら、対面授業でもオンライン授業でも楽しい授業を進め、復習や評価にも活用が可能。トピックの中から数百万ものKahootを利用することができる。指導レベルや授業のテーマに合わせたオリジナルのKahootの作成が可能。リモート学習環境でライブKahootを主催したり、それぞれの生徒の学習成果をレポート化し評価するなど、生徒の学習意欲の向上や業務の効率化を図ることができる。
<「Kahoot!」日本語版モバイルアプリ 概要>
販売元:Kahoot AS
サイズ:iOS版122.7MB/Android版29MB
互換性:iOS 10.0以降/ iPhone、iPad、およびiPod touchに対応。
Android 5.0 以上に対応。
※iOS版のApp Store、Android版のGoogle Playで現在ダウンロード可能。
※利用できるサービスは、プランに応じて異なる。
※有料のプレミアム機能として、数百万点の画像を収録したイメージライブラリーや、並べ替え問題、投票、自由回答やスライドなどの充実した問題形式など、高度な機能にアクセスできるアップグレードパッケージをオプションで用意。