パナソニックは中学校対象のキャリア教育支援として「私の行き方発見プログラム」を実施。「私の行き方発見プログラム」は教材提供と出前授業の2種類あるが、ICT機器を活用して効果的に実施できるよう教材をCD-ROMに収録し、提供している。「パワーアップ情報ファイル」5月号では、このCD-ROMに収録されているコンテンツの中から一部内容を紹介している。
■CD-ROMなど4つの教材で構成
「私の行き方発見プログラム」は、学年のニーズによって使い分けられるように、ティーチャーズガイド(授業展開例等)、カード教材(仕事の役割カード等)、ワークシート集、そしてICT教材(CD-ROM)の4つの教材から構成される。教材は自由に組み合わせて活用できる。
■4つのプログラムでキャリア教育を学ぶ
プログラムは以下の4種類、①【会社の役割発見】どのような役割の人が会社を支えているのだろう?、②【職業と能力の関係発見】仕事をするために必要な能力は何だろう?、③【職業体験での仕事発見】職場体験先の会社の役割や仕事と能力の関係は?、④【自分の“行き方”発見】自分の価値観を発見しよう。
■日本の企業についてクイズで学習
例えば、①【会社の役割発見】どのような役割の人が会社を支えているのだろう?では次のような場面でICT教材を活用する。日本の企業活動についてクイズを通して確認するため、CD-ROMに収録されている進行用教材「企業活動クイズ&解説スライド」を電子黒板等に投影しながら、日本の企業活動について学習する。
■家電製品が届くまでの工程をカードで確認
家電製品をつくっている会社を例にとり、会社にはどのような役割の人がいるかを学習する場面では、電子黒板用教材「どのような役割の人が会社を支えているのだろう」を活用。6つの工程が記載された「役割カード台紙」と、自由に移動することができる「役割カード1」が用意されており、これを使って、家電製品が私たちの手元に届くまでには、どのような工程があるかを確認する。