東洋学園大学 教養教育センターは、3年次の必須科目「キャリアデザイン」でWeb会議ツールを活用した「オンライン模擬就活」を6月19日(土)、26日(土)、7月3日(土)に実施する。
■本番さながらのグループ面接指導を行う模擬面接
「キャリアデザイン」の授業では、TACのキャリアコンサルタントを面接官として招聘し、本番さながらのグループ面接指導やグループディスカッション指導を行う「模擬就活」を2019年度より実施。2000年度からは新型コロナウイルス感染症の対応として、オンライン上で開催している。
■Web会議ツールを使用した模擬就活を実施
現在、「オンライン面接」や「オンライングループディスカッション」への対応が重要視されている。東洋学園大学では学生たちにWeb会議ツールを使用した模擬就活を3年生向けの必修科目で実施。企業や省庁の第一線での勤務経験がある教員やeラーニングのプロフェッショナルなどが担当教員を務める。
■3回に分けて全3年生を対象に実施
6月19日は人間科学部(107名)、6月26日は現代経営学部(122名)、7月3日はグローバル・コミュニケーション学部(136名)の全3年生を対象に「オンライン模擬就活」を実施する。
■自分の様子を客観視できる機会に
昨年度の担当教員からは、「オンラインだと思った以上に1人1人の姿勢や動きが見える。自分の様子を客観視できるのは良い機会になっている」、「オンライン面接では、大学指定のバーチャル背景を使用するよう指導するなど、プライバシーへの配慮といったリテラシーの部分もしっかりと指導している」などのコメントが寄せられた。
■就活でのコツがつかめる良い経験に
実際に体験した学生からは、「オンラインでは対面より感情がわかりづらいので、いつもより声や相槌を大きくする工夫が必要であるとわかった」、「グループディスカッションで発言のタイミングや仕方など、実際に初対面の人と話すことでコツが掴めた」といった感想が聞かれるなど大きな収穫となった。