クラーク記念国際高等学校はアイ・シー・ネットと連携し、横浜キャンパスのグローバルスポーツ専攻の生徒がラオスの障害者を対象にユニバーサルスポーツの開発に取り組む。
■高校生によるスポーツを活用した国際貢献活動を展開
グローバルスポーツ専攻は「グローバル社会・多文化共生社会で自分らしく活躍できる人材の育成」をテーマに、高校生によるスポーツを活用した国際貢献活動に取り組んでいる。これまでネパールの小中高生との「オンライン運動会」など、様々な取組を実施してきた。
■社会課題解決型PBL学習の導入に向けて
今回、「発展途上国をフィールドとした社会課題解決型PBL学習の導入」を目指し、アイ・シー・ネットに協力を依頼。東京オリンピック・パラリンピックの開催年に本プロジェクトの実現にいたった。
■障害者支援をしている団体にインタビュー
横浜キャンパスで開催される授業を6月24日(木)に教育関係者などに向けて公開。ラオスで障害者支援をしている団体「ADDP」にオンラインインタビューを実施。ユニバーサルスポーツを開発していく過程で出てきた疑問を投げかける(事前申込必須)。
■バングラデュやケニアなどにも同様のプログラムを実施
2022年度以降はバングラデシュ、カンボジア、タイ、ケニアなど複数国の問題及び文化・価値観に触れながら、同様のプログラムを実施する予定。
<授業スケジュール>
5月〜6月 プログラム理解、対象理解、課題分析、ラオス・ユニバーサルスポーツ理解
6月24日 ラオスの障害者支援団体にオンラインでの現地インタビュー・オンライン
現地調査
7月〜9月 新たなユニバーサルスポーツ創出のための調べ学習・チーム活動
10月28日 学内発表会
11月〜12月 新たなユニバーサルスポーツ創出のためのブラッシュアップ作業
12月18日~ ラオスビエンチャンで当事者と一緒にユニバーサルスポーツイベント
の実施
※新型コロナウイルスにより実施不可能となった判場合はオンラインにて実施予定