近畿大学は大塚製薬と連携し、体育会クラブに所属する学生と指導者を対象に、正しい知識で熱中症対策を推進できる人材の育成を目的に「熱中症対策アドバイザー養成講座」を開催する。新型コロナウイルス感染拡大防止のためオンライン開催とし、2021年6月14日(月)から7月18日(日)の期間で実施する。
■1人でも多くの人を熱中症から守るために
「熱中症対策アドバイザー養成講座」は、環境省が後援する「熱中症予防声かけプロジェクト」事業の一環として開催。熱中症について学び、正しい知識をもって対策を行うことができる人材を育てることで、1人でも多くの人を熱中症から守ることを目的とする。
■講座修了者は熱中症対策アドバイザーに認定
この講座では、熱中症対策の啓発・普及活動を行うための専門的な知識を学ぶ。講座を修了すると「熱中症対策アドバイザー」として認定される。体育会クラブの学生と指導者が、熱中症予防の正しい知識を身につけ、クラブ活動中の熱中症事故を防ぐ
■スポーツ振興及び健康増進に向けて取り組み
なお、近畿大学と大塚製薬大阪支店は、2018年に包括連携協定を締結。スポーツ振興及び健康増進に協力して取り組んでいる。
<熱中症対策アドバイザー養成講座 概要>
日程:2021年6月14日(月)~7月18日(日)
実施内容:
講義I「熱中症ゼロを目指して」(動画視聴60分)
講義II「イベントにおける熱中症対策」(動画視聴30分)
確認テスト(オンライン形式)
受講方法:オンデマンド方式の講座をPCやスマートフォンで視聴
対象:近畿大学体育会クラブ所属の代表学生及び指導者 約50人