小学生が新茶のパッケージを考えることを題材としたオンライン学習プログラム「Kids “Power” Project」が2021年5月15日(土)・22日(土)・29日(土)の3回にわたって開催された。
■全国からオンラインで小学生が参加
ソニー・グローバルエデュケーション、ソニー銀行、ソニーデザインコンサルティングの3社は、茶産地再生プロジェクト応援ファンドに取り組むカクニ茶藤とともに、新茶のパッケージを考える「Kids “Power” Project」を実施し、全国からオンラインで様々な学年の参加者が集まった。
■お茶畑バーチャルツアーなどを体験してパッケージをデザイン
実際の静岡のお茶畑とオンラインで結んでコミュニケーションする「お茶畑バーチャルツアー」や、様々な種類のお茶を温度や淹れる時間を変えながら香りや味の変化を体験する「お茶」の体験などを通してパッケージをデザイン。最後にパッケージデザインに込めた思いや工夫したところをプレゼンテーションで伝えるという一連のプロセスを体験した。
■パッケージやお茶を様々な視点で見ることを体験
1日目の5月15日は「パッケージ」や「お茶」について改めて様々な視点でよく見てみることを行った。パッケージをデザインすることが、単に表現することではなく、好奇心をもってものごとを見つめ、意図をもって表現するプロセスであることを体験した。
■デザインを通して何を伝えるかを考える
2日目の5月22日は「デザインの日」。お茶体験での気づきや発見をもとに、何を伝えたいか?どんな表現で伝えるか?をデザインしていった。デザインのプロセスを通して、「もっと知りたい」という好奇心を引き出した。
■完成したパッケージをプレゼンで発表
3日目の5月29日は「はっぴょうの日」。完成予想図を基に、作ってきたパッケージを発表するプレゼンテーションを実施。自分が発表するだけでなく、他の参加者の発表を聞きながら、興味深かったことや新たな発見など参加者同士で意見交換を行った。
<参加した子供のコメント>
・自分の知らないお茶の世界を楽しめたことがすごく良かったです。また、デザインして
みたいと思います。