京都芸術大学大学院はオンラインで学び、MFA(Master of Fine Arts修士)が取得できる「学際デザイン研究領域」を2020年度に開設。2021年度は海外からの出願も増え、出願者数は193名、合格者および入学者は54名となった。
■高いコミュニケーションスキルの育成と細やかなフィードバックによる指導
京都芸術大学大学院 芸術研究科(通信教育)の「学際デザイン研究領域」はオンラインだけで学ぶことができる。教員や院生同士による活発な対話から生まれる高いコミュニケーションスキルの育成と、オンライン学習環境だからこそ実現できる細やかなフィードバックによる指導が特徴となる。
■学際的デザイン思考を実践的に研究
社会に向けた課題解決や価値創造のため、過去を再考し、現在~未来を創造する「学際的デザイン思考」を実践的に研究。「旧きを知る文化・伝統の探究力」と「現在~未来を構想するデザイン思考」の両面からアプローチする。
<学際デザイン研究領域の特長>
①オンライン学習のみで取得可能な芸術修士(MFA)。インターネット環境があれば、
いつでもどこでも学ぶことができる。
②オンラインならではの濃密な対話・指導。京都芸術大学独自の学習用Webサイト「airU」に加え、SNSなどを活用して活発なやりとりを実現する。
③社会人のために、年間36万円、最短2年間でMFAを取得できるカリキュラムを設け、
多様な学びを提供する。
<学際デザイン領域 領域長 早川克美教授 コメント>
学際デザイン研究領域では、初年度生が修士2年目となり、現在ゼミにおいて厳しくも楽しい研究の段階を実践している。入学して1年間、グループワークを経験し、2年目となった彼らの意欲的な対話からは、多様な創造的挑戦が起こりつつある。それに追いつけと、21年度生も必死に取り組んでいる。様々な領域で活躍されている魅力的なメンバーによる化学反応の成果を公開できる日もそんなに遠いことではないでしょう。その時が来るのが大変楽しみです。