総務省は「異能vation」プログラムの2021年度公募を6月1日(水)から開始。奇想天外な技術課題への挑戦を支援する「破壊的な挑戦」部門と、誰も思いついたことのない面白いアイデアを募集する「ジェネレーションアワード」部門の2部門。プログラムの業務実施機関は角川アスキー総合研究所がつとめる。
■技術課題に挑戦する「人・発想・技術」をサポート
「異能vation」プログラムはICT分野におけるイノベーション創出が目的。実施する2部門への応募から選出された様々な技術課題へ挑戦する「人・発想・技術」を官民一体となってサポートする。また、応募者の国籍や居住地の制限を設けず、世界同時に受付を開始する。
■10名がスーパーバイザーとして評価
様々な分野の第一線で活躍する10名が、破壊的な挑戦部門においてスーパーバイザーとして評価を行う。今年度は「すごい干物ラーメン凪」を運営するスピリッツジャパンの代表取締役社長の生田悟志氏がスーパーバイザーに加わる。また、昨年度に続き、タレントの古坂大魔王が推薦大使を務める。
<「破壊的な挑戦」部門>
ICT分野において、破壊的価値を創造する、奇想天外でアンビシャスな技術課題への挑戦を支援。社会や産業における大変革をもたらすような課題に対し、失敗を恐れずに果敢な挑戦を行うような提案を募集する。
挑戦期間:上限1年間
支援額:上限300万円
<ジェネレーションアワード部門>
ICT分野における「誰も思いついたことのないような面白いアイデア」、「自分でも良い使い方が分からないが、こだわりの技術」、「自らが発見した実現したい課題」など、ちょっとしたアイデアが、思いもよらない使い方をする人や企業が出現することで、世界を変える一歩につながる。
・協力協賛企業と連携し、分野賞副賞(20万円)及び企業特別賞を提供
・表彰にノミネートされた提案は、協力協賛企業と連携して社会実装や実現を目指す
機会を設ける
<応募概要>
募集対象:
・年齢制限なし。個別連絡先が存在する人(国籍・居住地は不問)
・自身で応募する場合:個人、またはグループ
・推薦をする場合:近くにいる推薦したい人、またはグループ
応募からの流れ:
受付期間:2021年6月1日(水)~8月2日(月)18:00まで
応募受付方法:異能vaition公式サイト内の応募フォームより受付
※プログラムの詳細については「2021年度募集要項」を確認