拓殖大学の学生が八王子市内の２か所で行われた、高齢者を対象とした新型コロナウイルス接種予約の支援を5月22日(土)・23日(日)に実施した。八王子市紅葉台での支援では運動部に所属する学生、館ヶ丘団地での支援では国際学部の学生が参加した。
館ヶ丘団地で支援を行う学生
■会場の設営から準備を手伝い
紅葉台では5月22日(土)・23日(日)に予約の手伝いを実施。両日参加した麗澤会体育局に所属するラグビー部、陸上競技部、アメリカンフットボール部の学生は、紅葉台自治会のメンバーとともに会場の設営から準備をし、支援を求める利用者を迎えた。
紅葉台自治会で設営を行う学生達
■高齢者の接種予約を支援
八王子市館ヶ丘団地でも支援を5月23日(日)に実施。館ヶ丘団地は高齢者の比率が紅葉台よりも高く、支援を求める住民が多く訪れた。この日に訪れた住民は60名、これまでに累計で166名の方の予約支援を実施した。
■学生と住民が交流する姿も
また、2回目の摂取予約に訪れる人も多く、1回目で手伝った学生の顔を見ると、感謝の言葉とともに、親しみをもって学生達と身近な話題について雑談する様子が見られた。
＜学生のコメント＞
政経学部3年・堀智貴さん（紅葉台での支援に参加）
手続きに不慣れながらも自治会の方にお手伝いいただきながら、なんとか予約を完了することが出来ました。終わってみればこのように簡単に予約できるのかと驚いたのと同時に、無事に予約完了し喜んでいる姿を見て、とても嬉しかったです。
国際学部3年・宗形颯人さん（館ヶ丘団地での支援に参加）
顔見知りになった団地の住民の方から美味しい塩昆布を教えていただき、さっそく今日の朝ご飯に食べました。今度は美味しく簡単な料理のレシピを教えていただけるそうです。このような暖かい交流があったことも今回の支援に参加してよかった点です。
