一般社団法人日本産業技術教育学会は、コロナ禍で取り組んだ多数の事例を紹介・記録した「オンラインで拓く技術・情報教育の可能性-小学校、中学校、高等学校、大学、教員研修、学会活動の取り組み-」を刊行した。
■技術教育や情報教育関係者がオンライン教育に取り組んだ記録
本書は2020年に新型コロナウイルス感染症が拡大する中で、日本産業技術教育学会の「JSTEオンライン教育研究会」が中心となり、全国の技術教育、情報教育関係者がオンライン教育に取り組んだ記録となっている。
■ものづくりや技術の教育内容に特化
一般的なオンライン教育や授業の書籍ではなく、ものづくり・技術の教育内容に特化し、小学校から大学、さらには学会の研究会や先生方の研修会など、コロナ禍で取り組まれた多数の事例を紹介・記録している。
■各学校段階にわたって紹介
各章では、小学校、中学校、高等学校、大学の各学校段階にわたり、小学校でのものづくり学習、プログラミング教育、中学校技術・家庭科技術分野(技術科)、高校情報化の実践に関するものを中心に、大学における技術科教員養成、大学全体の取組を含んでいる。
■幅広い内容で多様な実践を掲載
さらに、オンラインによる教員コミュニティづくり、教員研修、公開授業、若手研究者の勉強会、学会やコンテストの開催に至るまで多様な実践を掲載している。
<目次>
第Ⅰ章 オンライン教育と技術・情報教育
第Ⅱ章 オンラインで拓く児童生徒の学び ※13事例掲載
第Ⅲ章 オンラインで拡がる大学教育の可能性 ※14事例掲載
第Ⅳ章 オンラインでつながる教員の学び ※10事例掲
<書籍概要>
書籍名:「オンラインで拓く技術・情報教育の可能性-小学校,中学校,高等学校,
大学,教員研修,学会活動の取り組み-」
編著:JSTE オンライン教育研究会
出版:一般社団法人 日本産業技術教育学会
ページ数:A4版・240ページ
価格:2400円
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