国立科学博物館は4月4日(日)まで開催した、企画展「メタセコイア-生きている化石は語る」を家庭でも楽しんでもらおうと、3Dビュー+VR映像を5月21日(金)から公開。また、監修を担当した研究者による解説付きの展示紹介動画をYouTubeで公開した。
■メタセコイアを巡る研究者たちの努力を紹介
「生きている化石」と呼ばれるヒノキ科の針葉樹メタセコイアが三木茂博士により命名されてから2021年で80年を迎える。 2021年1月26日(火)から4月4日(日)まで開催された同展では、メタセコイアの発見や保護をめぐる研究者たちの努力を紹介するとともに、植物と地球環境の変化の関わりが解説された。
■家にいながらにして展示を楽しめる
3Dビュー+VR映像は、企画展「メタセコイア-生きている化石は語る」を自宅にいながらにして展示を楽しむことが可能。3Dビュー映像はPCやスマートフォンから見ることができる。VR映像はVR専用ゴーグルやメガネを使用することで、より没入感のある映像が楽しめる。
■かはくチャンネルでは展示紹介動画を公開
【国立科学博物館】かはくチャンネルでは、展示監修者である地学研究部の研究主幹である矢部淳氏による展示紹介動画が公開されている。その保護活動の紹介を通じて、現代の私たち人類が直面する環境問題などの課題にも向き合う。