GIGAスクール端末の持ち帰りを実施、または実施予定の教育委員会および学校を対象に、オンライン学習プラットフォーム「DQ World」を無償貸与するキャンペーンを6月1日(火)から開始する。
■「DQ World」を無償貸与する「DQ World実証実験プログラム」を実施
サイバーフェリックスは共生と教育ネットワークと共同で、2021年6月1日(火)から2022年3月31日(木)までの期間、オンライン学習プラットフォーム「DQ World」を無償貸与する「DQ World実証実験プログラム」を実施する。
■端末の持ち帰りを実施する学校にDQ World の児童生徒用アカウントを貸与
本プログラムの対象は、GIGAスクール構想で整備された端末の持ち帰りを実施、もしくはキャンペーン期間中に実施予定の学校及び教育委員会。期間中、DQ World の児童生徒用アカウントを無償で貸与する。また、貸出校には申し込み完了後、具体的な年間計画の相談など、DQ Worldの活用をサポートする。
■端末の持ち帰り運用に不安を感じる自治体に
多くの自治体が端末の持ち帰り運用を実現できていない現状にあり、そうした自治体からは「端末の使用に不慣れな子供がトラブルを起こすのではないか」という懸念の声をよく耳にする。こうした現状を受けて「DQ World実証実験プログラム」を開始する。
■端末を用いてデジタルシティズンシップの向上を図る
「DQ World」により、子供たちは端末を用いて、学校や家庭など場所を問わず、より包括的な情報モラル(デジタルシティズンシップ)の向上を図ることができるようになる。端末を持ち帰った家庭で、子供たちが1人で端末を活用する場合においても、自分で考え、判断し、適切に端末を使えるようなスキルを身につけることができる。
<DQ Worldとは>
オンライン学習プラットフォーム DQ World は、主に8歳から12歳の子供が情報社会で適正な活動を行うための基となる考え方や態度を育むことを支援する。子供たちは、DQ Worldによってインターネット活用を前提とした健全な市民に育つために必要な知識やスキルを身につけることで、ネット上の危険性を最小化し、ネット上でつかみ取れる可能性を最大化することができる。
■8つの学習テーマが各ゾーンに並ぶ
ゲーミフィケーションを採用したDQ Worldでは、デジタルシティズンシップを構成する8つの学習テーマが各ゾーンにすごろく上に並んでいる。1つクリアするとストーリーが進行したり、カードがもらえるなど、児童生徒が楽しく自律学習を進められる工夫が施されている。
<キャンペーン概要>
キャンペーン開始日:2021年6月1日(火)
キャンペーン終了日:2022年3月31日(木)
対象:以下のいずれかの学校が対象(先着200校)
①児童生徒によるGIGAスクール端末の持ち帰りを実施している学校
②児童生徒によるGIGAスクール端末の持ち帰りをキャンペーン期間に実施予定の学校
応募条件:実証アンケートやレポートの作成への合意
申し込み方法:以下の申込フォームから
申し込み受付締め切り日:2021年12月31日(金)