広域通信制・単位制のID学園高等学校は、オリジナルプログラミング教育の本格導入にあたり、システム開発と学習サポートを全面的に手掛けるイテレイティブによる、初回オリエンテーションを5月8日(土)に行った。
■高校生のうちからプロを育成
ID学園高等学校は、生徒からの要望も高いプログラミング教育を、イテレイティブと業務提携し導入した。同社はID学園高等学校でのプログラミング教育を、システムから学習サポートまで手掛けることで、将来IT業界で専門家になりたいと希望を持つ生徒が、高校生のうちから本格的なプログラミングの知識とノウハウを習得できる。またIT業界への就職を希望する生徒には、人材紹介サポートも行っている。
■IT初心者でもプログラミングを身に付けられる
イテレイティブが開発した「TRYCODE」は、IT初心者がプログラミングを身につけられるプログラミング教育サービス。「まず一緒にコードを書く」「理解する」「実践する」という3つのプロセスを繰り返す学習方法により、初心者でも理解を深めることができる。
■基礎知識の学習と演習でプログラミング能力を定着
カリキュラムでは、動画に合わせて一緒に演習を行った後、テキストで基礎知識を学習する。最後に実際に手を動かして演習を行って回答をその場で確認するというプロセスを何度も繰り返す事で、実践的なプログラミング能力を定着させる。
<プログラミングを学ぶ3つのコース>
現在3つのコースがあり、生徒は初級コースから基本的に開始し、段階を経てスキルを習得する。
初級コース:パソコン操作の基礎であるタイピング、SQL(システムで必須となるデータ
ベースを操作する言語)、Scratch(プログラミングの基礎をおもちゃを通じて習得)、
Java(プログラミング言語の一つ)を習得
中級コース:Webアプリケーションを開発に必要なスキルと上流工程を含めて習得
上級コース:学校内外で活用できるアプリケーションを開発
■IT人材不足の課題解決につなげる
ID学園高等学校ではIT人材育成ノウハウを高校生の段階から学ぶことで、実践的なプログラミングスキルを身に着け、IT人材不足の課題解決に貢献できる。また、イテレイティブによる学習サポートにより、プログラミング習得だけでなく、学習の仕方や問題解決能力、生徒同士で教え合うことによるアウトプット方法やコミュニケーション力など、社会で必須となる力を自然と身に着けることができる。