Jamfは保護者向け子供のデバイス管理アプリ「Jamf Parent」と、教員向け生徒のデバイス管理アプリ「Jamf Teacher」の新機能を5月13日(木)に発表。今回のアップデートにより、リモート学習、ハイブリッド学習、対面学習の支援が強化された。
■Jamf Teacherの機能をMac向けに拡張
今回のアップデートでJamf Teacherの重要な機能をMac向けに拡張。教員はデバイスの種類を問わずリモートクラスを実施でき、生徒を学習に集中させられる。また、IT管理者は、生徒が使用するM1およびIntelベースのMacにクラスルーム管理機能を簡単に導入し、学校全体にAppleのエコシステムを構築することができる。
■Jamf ParentアプリのAndroidバージョンを提供
教育の公平性を高めるための取組の一環として、Jamf SchoolおよびJamf Proと組み合わせて使用するJamf ParentアプリのAndroidバージョンを提供。Androidデバイスを使用している保護者は、学校から支給された生徒用のAppleデバイスを管理し、オンラインコンテンツへのアクセス状況を監視して生徒の安全を確保できる。
■Jamf Nationユーザーの指摘により実現
この新機能は、学校から支給されたAppleデバイスを使用している生徒と、自宅で個人のAndroidデバイスを使用している保護者の間にあるギャップについてJamf Nationユーザーが指摘したことで実現。Jamf ParentアプリはGoogle Playストアでダウンロード可能。
<Jamf 最高顧客責任者 サム・ジョンソン氏 コメント>
「保護者が学校から支給された子供のデバイスを管理し、アプリ、ウェブサイト、ソーシャルメディア、デバイスの機能を制限して、学習に集中できるようにすることが重要。Jamf Parentアプリの機能をすべての保護者が利用できるよう拡張することで、学校と保護者が同じ目標に向けて協力できるようになる。これにより、保護者の子供の学習への関わりが増え、オンラインでの安全性と子どもの社会的・情緒的な成長が促進される」