チエルとLTE-Xは5月10日(月)に資本業務提携を締結し、両社のコア技術を活用した新しい通信サービスを開発・推進することで合意に至った。新型コロナウイルスの感染拡大を受け、オンライン授業や端末の持ち帰り学習が進む中、安全な通信環境を確保する。
■安全な通信環境でタブレット端末の持ち帰り家庭学習を実施
新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受け、オンライン授業や持ち帰り学習が進む中、安全な通信環境の確保が求められる。チエルとLTE-Xは安全な通信環境で「タブレットPCの持ち帰りによる家庭学習」を可能とするための実証研究プロジェクト等を実施してきた。
■LTE-Xの仮想化技術とチエルの学内ICT運用管理ソリューションなどを連携
今回の資本業務提携を通じてLTE -Xが保有するLTE仮想化技術とチエルが保有する学内ICT運用管理ソリューション『Extra Console』やWebフィルタリングソフト『InterSafe Plus』を連携する。
■安心・安全な通信環境を提供するサービスを企画・開発を実施
両社は学校教育市場やエンタープライズ市場に対し、安心・安全な通信環境を提供するサービスを企画・開発を実施する。その第1弾としてセキュア通信サービス『Extra Console Secure Network』(以下、ECSN)を2021年10月から提供する。
■LTE 仮想化技術を用いてセキュアな通信環境を提供
ECSNでは、LTE 仮想化技術を用いて様々なIPネットワークにおいてセキュアな通信環境を提供するほか、登録済みのクラウドサービスへのシングルサインオンを実現。さらに、Webフィルタリングサービスと連携することで、セキュアなWeb環境を提供することが可能となる。
<ECSNの主な機能>
ECSNはPC上にインストールされたソフトウェアSIMを通じて、以下の機能を実現する。
・LTE 仮想化技術を用いて様々なIPネットワークにおいてセキュアな通信環境を提供
・登録済みのクラウドサービスへのシングルサインオン(ソフトウェアSIMによって、
認証済みとなる)
・セキュアなWeb環境を提供
株式会社LTE-X