萩生田文部科学大臣はコロナ禍で不安を抱える児童生徒や学生に向けてメッセージを発表した。文科省では24時間子供SOSダイヤルなどを設けて電話相談を受け付けている。
■不安を抱える児童生徒にメッセージを発信
萩生田文部科学大臣のメッセージでは、新型コロナウイルス感染症が広がる中で、不安を抱えている児童生徒や学生に向けて、一人で悩みを抱えるのではなく、周りの大人などに悩みを相談するよう呼び掛けている。また、悩みがある場合は24時間子供SOSダイヤルや、各地域での電話やSNSの窓口を利用するよう発信している。
■周りの大人はは子供と話し合う時間を設けることが大事
また、保護者や学校関係者に対しては、不安や悩みを抱える子供と向き合い、話しを聞いた入り、話し合いをする時間を積極的に取るよう求めている。
■コロナ禍で悩みを抱える児童生徒に24時間電話で受付
文科省の24時間子供SOSダイヤルは、コロナ禍で不安や悩みを抱える人、いじめで困ったり、自分や友人のことで不安や悩みを抱えている人がいれば、いつでも対応できるように24時間受け付けている。
24時間子供SOSダイヤル(通話無料)：0120-0-78310(なやみ言おう)
■各地域での電話やSNSで相談できる窓口を紹介
24時間子供相談ダイヤル以外でも、各地域での電話やSNSなどで相談できる窓口として、チャイルドライン、全国のいのちの電話、東京メンタルヘルス・スクエア、自殺対策支援センターライフリンクなどを紹介している。
■相談窓口PR動画「君は君のままでいい」を公開
相談窓口のPR動画として、文部科学省と厚生労働省が制作した「君は君のままでいい」を、YouTube文部科学省動画チャンネルで公開している。
