愛媛県四国中央市教育委員会は、市内全小中学校26校に計50台のインクジェット複合機およびインクジェットプリンターを導入。GIGAスクール構想で導入した児童生徒用Chromebook全6512台から自由に印刷できる環境を整備した。
■1人1台の端末から自由に印刷できる環境を整備
四国中央市はGIGAスクール構想を踏まえ、機器設備、児童の学力向上、教員のスキルアップを目指す「夢を見つけよう!GIGAしこちゅ~」プロジェクトを立ち上げ、愛媛県内で最も早く中学校向けのタブレット整備を完了、運用開始をした。今回の導入により、児童生徒用全6512台のChromebookから自由に印刷できる環境を整備したことは全国的にも先進的な事例となる。
■児童生徒の「書く」環境を重要視
四国中央市では、児童生徒の学力を向上させるためには、書く環境を大事にしながら、デジタルとアナログの融合が効果的ではないかとの結論に至り、今回の導入となった。筆記での高校入試を想定した場合「書く」ことを大事にした教育が重要であるという現場の声も大きなポイントとなった。また、コロナ禍における持ち帰り教材としてのドリル印刷の活用も想定している。
■印刷渋滞を起こさないことが条件
導入にあたってはエプソン販売が、学校向けサービスとして展開しているスマートチャージ「アカデミックプラン」を利用。スマートチャージはプリントやコピーの使用状況に応じて、適したプランや機器を選べるサービスとなる。児童生徒に配布したChromebookからの印刷にあたっては「印刷渋滞を起こさないこと」を条件に、エプソンのスマートチャージ<LX>シリーズを採用した。
■モノクロと同一コストでカラー印刷ができる
カラーの資料を紙に出力した際、カラーで印刷ができなければイメージが大きく異なる。エプソンのスマートチャージ「アカデミックプラン」なら、設定枚数まではカラーもモノクロも同一コストで気兼ねなくカラー印刷ができる。
■学校の課題を解決するアカデミックプランの3つのポイント
エプソンのアカデミックプランは、「高速印刷による時間と手間削減」「カラー印刷の我慢不要」「学校間のグループ割引によるコストダウン」の3つのポイントで学校現場の抱える課題を解決する
<導入したエプソンのスマートチャージ対応のインクジェット複合機・プリンター>
A3高速ラインインクジェット複合機「LX-10050MFシリーズ」
A3大容量インクジェット複合機「PX-M7080FX」
A3大容量インクジェットプリンター「PX-S7090X」