大阪芸術大学は同大学デザイン学科の卒業生でイラストレーターの中村佑介氏の展覧会「中村佑介展 金沢21世紀美術館」を5月29日(土)まで、石川県の金沢21世紀美術館の市民ギャラリーBで開催中。
■CDジャケットや書籍カバーなど幅広く手掛ける中村氏
中村佑介氏は、2002年から活動をスタートし、ロックバンド「ASIAN KUNG-FU GENERATION」のCDジャケットや、小説「謎解きはディナーのあとで」「夜は短し歩けよ乙女」などの書籍カバーを手がけるほか、アニメーションのキャラクターデザインやテレビ・ラジオ出演、エッセイ執筆も行うなど、その表現活動は多岐に渡る。
■金沢では初の「中村佑介展」の開催
大阪芸術大学は、大学案内の表紙や卒業式ビジュアルの作画依頼をはじめ、サテライトキャンパスでの展覧会や卒業制作展でのトークイベントなど、中村氏と共にさまざまな取組を行ってきた。「中村佑介展」は2017 年からスタートし、これまでに大阪、池袋、名古屋、福岡、後楽園(東京)と全国を巡回し、累計来場者数77,000人以上。北陸地区、金沢での開催は初となる。
■ほぼすべての作品を展示
展示される作品は、中村氏がこれまでに携わってきた作品のほぼすべてを網羅。「原画と完成画」をあわせて展示するもので、展示総数 430 点以上と過去最大の展示数となる。5月16日(日)には、ASIAN KUNG-FU GENERATION の後藤正文氏を迎えて、「中村佑介×後藤正文 トークショー&後藤正文ライブ」も開催される。
<大阪芸術大学 デザイン学科卒業 中村佑介 プロフィール>
1978 年兵庫県生まれ。イラストレーター。大阪芸術大学デザイン学科卒業。ロックバンド ASIAN KUNG-FU GENERATION や、さだまさしなど、様々なアーティストのCDジャケットをはじめ、数多くの書籍カバー・挿画を手がけるほか、アニメーションのキャラクターデザインやテレビ出演、エッセイ執筆など、その表現活動は多岐にわたる。 画集『Blue』と『NOW』(飛鳥新社)はイラストレーターの作品集としては異例の累計 13 万部を記録中。
<中村佑介展 金沢 21 世紀美術館 イベント概要>
会期:2021年4月29日(木・祝)~5月29日(土)
時間:10:00~18:00
会場:金沢21世紀美術館 市民ギャラリーB(B1F)
入場料:【前売・当日共通】一般 900 円/学生 600 円 ※小学生以下無料
【数量限定・グッズ付】一般 1200 円 / 学生 900 円
※数量限定のため小学生以下でグッズ付を希望の人は学生券を購入ください。
主催:中村佑介展実行委員会
協力:飛鳥新社
後援:金沢市/金沢市教育委員会/石川県芸術文化協会/北國新聞社/読売新聞北陸支社
/エフエム石川/ Favo
企画:大阪芸術大学